「商業施設への出店は、大手チェーンや全国展開している会社でないと難しいのでは?」
店舗を1店舗、あるいは数店舗で展開しているテナント様の中には、そう感じている方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに、商業施設では全国的に知名度の高いチェーン店が多く出店しています。
しかし、商業施設側が求めているのは、必ずしも「店舗数の多い会社」だけではありません。
これから成長していくテナントや、その施設・地域との相性が良い店舗を探しているケースもあります。
今回は、少数店舗で展開しているテナント様にも知っていただきたい、商業施設への出店という選択肢について考えてみます。
商業施設は「大手テナントだけ」を探しているわけではありません
商業施設にとって、テナント選びは非常に重要です。
もちろん、全国的に知名度のあるチェーン店や、すでに複数の施設への出店実績がある企業であれば、契約時の安心感や運営面での実績など、評価しやすい部分があります。
一方で、商業施設側からすると、
- これから伸びていきそうな店舗
- まだ広く知られていないけれど、評判の良い店舗
- その地域の客層に合っている店舗
- 商業施設全体の魅力を高めてくれそうな店舗
などを見つけることも重要です。
つまり、「現在何店舗あるか」だけで、出店の可能性が決まるとは限りません。
商業施設や地域との相性、業態、商品・サービスの魅力、店舗としての将来性など、さまざまな要素から検討されることがあります。
「商業施設は敷居が高そう」と感じる理由
とはいえ、商業施設への出店に対して、心理的なハードルを感じるテナント様が多いのも自然なことです。
例えば、
「賃料が高そう」
「賃料以外にもいろいろな費用がかかりそう」
「施設独自のルールが多そう」
「契約や出店の仕組みがよく分からない」
「そもそも自分たちの規模では相手にしてもらえないのでは?」
といったイメージを持つ方もいるでしょう。
実際、商業施設では一般的な路面店舗とは異なる契約条件や運営ルールが設けられている場合があります。
そのため、出店を検討する際には、賃料だけではなく、共益費、販促関連費用、営業時間、休館日、工事区分など、施設ごとの条件を一つひとつ確認することが大切です。
ただし、「商業施設だから自分たちには無理」と最初から選択肢から外してしまう必要はありません。
商業施設への出店には「集客の相乗効果」があります
商業施設への出店には、路面店舗とは異なる魅力があります。
1.好立地に出店できる可能性がある
商業施設は、駅周辺や幹線道路沿いなど、比較的人が集まりやすい場所に立地していることが多いです。
施設そのものに集客力があるため、店舗単独で集客する場合とは違ったメリットが期待できます。
2.駐車場を利用できるケースがある
郊外型の商業施設などでは、まとまった駐車場を備えているケースが多いです。
車で来店するお客様を取り込めることは、業態によっては大きなメリットになります。
3.他のテナントとの相乗効果が期待できる
商業施設には、飲食店、物販店、サービス店舗など、さまざまなテナントが集まっています。
お客様が別の目的で施設を訪れた際に、
「ここにもこんなお店があるんだ」
と知ってもらえる可能性があります。
いわゆる「ついで買い」や回遊による集客効果が生まれることも、商業施設ならではの特徴です。
商業施設への出店が「認知度アップ」のきっかけになることも
商業施設に出店することで、その店舗自体をこれまで知らなかったお客様に知ってもらう機会が増える可能性があります。
特に、これまで地域の限られたエリアを中心に営業してきた店舗にとっては、新しい商圏のお客様と接点を持つきっかけになるかもしれません。
また、
「商業施設に出店しているお店」
ということ自体が、店舗の信頼感や認知度を高める一つのきっかけになる場合もあります。
もちろん、出店しただけで必ず認知度や売上が向上するわけではありません。
施設の客層と店舗のターゲットが合っているか、立地や区画が適しているか、賃料などの出店コストが事業計画に見合っているかなど、総合的に検討することが重要です。
「これから店舗数を増やしたい」という会社にも
例えば、
「まずは1店舗を成功させたい」
「現在2~3店舗だが、これから出店を加速させたい」
「地域では認知されてきたので、次の商圏へ進出したい」
と考えているテナント様。
そのような場合には、商業施設への出店も一度検討してみる価値があるかもしれません。
商業施設への出店は、単に「店舗を1つ増やす」というだけではなく、
新しい商圏に進出する
新しいお客様と出会う
店舗の認知度を高める
といった、次のステージへ進むきっかけになる可能性があります。
商業施設だからこそ見える「新しい可能性」
店舗展開をしていると、どうしても「今までと同じような立地・同じような物件」を探してしまいがちです。
しかし、出店先を少し広げて考えてみると、商業施設という選択肢が見えてくることがあります。
もちろん、商業施設への出店には、一般的な路面店舗とは異なる条件やルールがあります。
だからこそ、
「自分たちの業態でも出店できるのか」
「どのような費用がかかるのか」
「施設の客層と自分たちの店舗は合っているのか」
などを事前に確認し、無理のない事業計画を立てることが大切です。
そして、商業施設側にとっても、これから成長していくテナントとの出会いは、新しい魅力を生み出すきっかけになる可能性があります。
「まだ数店舗しかないから無理」ではなく、「これから伸ばしていきたいからこそ、商業施設への出店を検討してみる」。
そんな考え方も、店舗展開の一つの選択肢ではないでしょうか。
彩天堂では、店舗の出店をお考えのテナント様のご相談を承っています。
「今の店舗数で商業施設に出店できる?」
「路面店と商業施設、どちらが自分たちの業態に合っている?」
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そんな段階からのご相談でも構いません。
店舗専門の不動産会社として、テナント様の出店計画に合わせた物件探しをお手伝いします。
出店先の選択肢を広げたい方は、お気軽にご相談ください。
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